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日韓被爆二世友好の植樹式 [原爆]

 6月27日(土)山口市宮野江良墓地にある「非核三原則の貫徹と核兵器廃絶を誓う碑」建立地で日韓被爆二世友好の植樹が執り行われました。

 山口にある原爆死没者之碑には朝鮮半島出身者の遺骨も安置されています。
2011年、山口で日韓被爆二世交流会が開かれた時、韓国の被爆二世を死没者之碑に案内しました。
その時に韓国の被爆二世より韓国の国花であるムクゲを植えて欲しいと依頼されました。

 この度の植樹式には「非核三原則の貫徹と核兵器廃絶を誓う碑」建立地の管理者である(一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑や山口県原爆被害者団体協議会、在日本朝鮮人総聯合会山口県本部、全国被爆二世団体連絡協議会、当会の会員や支援者など約20名が集まりました。

 黙祷の後、当会代表より植樹の経緯を説明した後、韓国原爆被害者2世会李太宰(イ・テジェ)会長からいただいた
「困難な状況の中でも韓国原爆被害者と被爆2世が仰いでいるムクゲが、この地に植えられ花を咲かせられると考えると、原爆で犠牲になった方々の怨みの霊を慰める大切な行事だと考えられます。
今後も核の危険と戦争のない平和な世界の実現に向けて、日本と韓国の多くの人々が参加できるよう、日韓被爆2世の役割が大変重要になるといえます。
このような時代的状況と要請に対し、日本と韓国の被爆2世は、より一層連帯して持続的な平和交流活動と不幸だった過去が繰返されないように、責任感を持ってその役割を果たさねばならないでしょう。」
というメッセージを読み上げました。
来賓あいさつでは、「ゆだ苑」の理事長代理で出席された坂本さんが「これを機にいろいろな関係団体がお互いに信頼関係を築く一歩になる。オリーブと共にムクゲが成長し、平和が繁栄してほしい」と話されました。
二世協の前会長の平野伸人さんは「安倍首相は昨年、『唯一の被爆国民』と言った。被爆したのは日本人だけではない。韓国や中国、連合国の捕虜も被爆した。」「広島、長崎以外の地で日韓被爆二世交流会をし、韓国の被爆二世との約束通り、ムクゲを植樹できたことは韓国の被爆二世の励みにもなる。」と話されました。

 その後、ゆだ苑、県被団協、そして在日朝鮮人総聯合会山口支部の三名の方、二世協、当会、憲法を活かす市民・やまぐちの三名に方に土かけをしていただきました。
そして「日韓被爆二世友好の木 無窮花 核廃絶の信念と、平和の繁栄を祈って 被爆70年」と記したプレートを披露しました。
最後に参加者全員で記念撮影をし、そばにある原爆死没者之碑に献花をしました。

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 場所を移動し「総会&記念講演」が行われました。
総会では県被団協の森田会長からご挨拶を戴きました。
議事では2012年9月からの活動報告、会計報告、今後の活動計画、予算案が示され拍手をもって採択されました。
また山口県知事あてに「上関原発建設計画反対」や「米軍再編による米軍岩国基地への空母艦載機部隊の移駐を拒否」などを求める決議文とアメリカ大統領あての「米国のあらゆる核実験に抗議し、核廃絶を求める」決議文が採択されました。
 記念講演では二世協の前会長の平野伸人さんに「被爆70年をむかえて、被爆2世の役割」と題した講演をしていただきました。
平野さんはお母様やご自身の同級生の話をされた後、その時々の社会が被爆二世をどう見ていたかを分かりやすく話して下さいました。
最後に、被爆二世運動は被爆者の伝承者で止まるのではなく、「被爆二世の遺伝的な影響」という課題に取り組むことで「差別なき援護の状況」を作り上げようとまとめられました。

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